2015年11月19日
漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2015』
最後のファイナリスト8組がついに決定!
お笑い界の頂点に立つのは誰だ!?
チャンピオンの名誉と賞金1000万円を目指してエントリーしたのは3,472組。8月17日(月)大阪からスタートした1回戦、10月5日(月)からスタートした2回戦、10月21日(水)からの3回戦、11月3日東京浅草公会堂、5日大阪なんばグランド花月の準々決勝と、厳しさを増す戦いを見事勝ち上がった27組が、準決勝進出を決めた。加えて、準々決勝で敗れた出場者の中から、「GYAO!M-1グランプリ特設サイト」のネタ再生回数をもとに決まった「GYAO!ワイルドカード枠」1組を追加。計28組が、8つしかない決勝のイスを掴み取るため、この準決勝の舞台に集結した。
そして11月19日(木)19時から、東京・六本木EXシアターにて準決勝が開催された。夢の大舞台まであと一歩ということで、出場者たちの気迫はこれまで以上。それを見守る観客も、緊張ではなく笑いで彼らを応援し、会場はこれまで以上の盛り上がりに包まれた。
一発勝負の舞台が終わり、審査員による厳正な審査が終了したのが23時40頃。いよいよ同ステージ上で、12月6日の決勝戦に進出する8組が発表された!
発表会見の司会を務めたのは、乾麻梨子(ABCアナウンサー)と、1回戦からMCを担当してきたはりけ~んず。今や遅しと発表を待つ記者陣を前に、彼らが呼び上げた名前は和牛、馬鹿よ貴方は、スーパーマラドーナ、メイプル超合金、タイムマシーン3号、銀シャリ、ジャルジャル(会見は欠席)、ハライチだ。
登場時は一様に緊張した面持ちながら、隣に立った出場者と喜びを分かち合うように笑う芸人たちも。最初に名前を呼ばれた和牛・水田は「ホッとしました」と言いつつ、ネタ同様の辛口コメントが始まり、相方から止められてしまう。それに続いてほかの出場者たちも、決勝に受かったことで「終電までには帰りたかった」(馬鹿よ貴方は・平井“ファラオ”光)、「抱きしめ損ねた女性を抱きしめに行くような」(銀シャリ・橋本)など、ボケ回答を連発。一気に会場の緊張がほぐれた。
抽選会により、ネタ順が決定
気になる出番順抽選では各自相談して、ネタ順となる数字が書かれたカードを箱の中から引く。まずスーパーマラドーナ田中と、欠席となったジャルジャルのマネージャーが代理で1番にカードを引こうとするも、その隙を縫って勝手にカードを引いたのは平井“ファラオ”光。ネタ順は2番に。その後も田中のしつこいボケが入りつつ、ネタ順は、①メイプル超合金 ②馬鹿よ貴方は ③スーパーマラドーナ ④和牛 ⑤ジャルジャル ⑥銀シャリ ⑦ハライチ ⑧タイムマシーン3号となった。
1番となったメイプル超合金・カズレーザーは笑顔で「1番が引きたかったので超うれしいです」とキッパリ。メイプル超合金、馬鹿よ貴方はという個性派に次ぐ順番となってしまったスーパーマラドーナだったが、武智は「準決勝も馬鹿よ貴方は、の後だったので」と経験を活かせそうだ。それに続く和牛・水田は「思惑通りですわ、兄さん」と喜び、「1番、2番ですごい空気になって、3番でちゃんとした空気になって、4番でめちゃめちゃいい感じだと思います」と優勝への自信をのぞかせる。2010年以来の決勝となるハライチは「『M-1グランプリ』優勝と卒業アルバムに書いた」という相方・岩井のため、「岩井少年に嘘をつかせるわけにはいかないです」と澤部が気合い。準決勝で手ごたえがあったというタイムマシーン3号も関が果敢なボケで意気込みを表現していた。
5年ぶりとなる「M-1グランプリ」決勝の大舞台で、一番面白い漫才を披露し優勝するのは果たして誰なのか!?