- 結 成
- 2008年
- メンバー
-
井口浩之(イグチヒロユキ)
河本太(コウモトフトシ)
- 所 属
- タイタン
①「M-1グランプリ2022」決勝進出を決めた今の率直なお気持ちをお聞かせ下さい。
井口:ホッとしたというのが一番ですけど“ここから大変!”ということを僕たちは知っているので、浮かれることなくしっかりと地に足をつけて、これから気を引き締めていかなきゃ、と思っているところです。決勝で結果を出さないと意味がないと思っているので。
河本:横で見ていて今年は相方がすごく調子良くて。準々決勝で勝手に手応えを感じていたんです。
井口:なんで“横で見ている人”になってんだよ!
河本:(笑)。予選でも準決勝でも、みんながみんなウケていたので、決勝に出られてホッとしているのは本音のところです。
井口:たしかに、準決勝はホントみんなウケていたよね。実際に舞台は見れなかったけど、漏れ聞こえてくる大爆笑を聞いてプレッシャーを感じていました。ただ、準決勝の会場は盛り上がっていたし、お客さんの温かい空気感もあってすごく良かったです。
②これまでの予選を振り返っていかがでしたか。
井口:今年は久しぶりに1回戦からの出場でしたが、1回戦でも緊張するし手は抜けないというのが『M-1』だと改めて感じました。毎年本当に厳しい戦いですので、早く終わってくれという思いもありましたが、例年より勝負するネタを早めに決めることができたので、これまでで一番強気で臨めたと感じています。
河本:僕は予選でネタをずっと間違え続けていたので。相方のリカバリー力がかなり上がったと思います。相方という大船に乗った気持ちで乗り越えられました(笑)。でも、今日の準決勝では間違えることなくできたので、この調子のまま、しっかりと地に足を着けて決勝に臨みたいと思います。
③「ファイナリストの中で自分たちが一番○○だ!」・・・「○○」に入るのは?(自分たちの強み、持ち味はどこだと思いますか?)
井口:今回のファイナリストの中では、僕らがいちばん悔しさを知っていると思っています。一昨年前に決勝には出ましたが、10位よりもウケていない9位で終わったので。ただ、その時にマヂカルラブリーさんは、まさに決勝で最下位を取った後に、しっかりと尾を引き締めて優勝した場面を目の当たりにしたので。そんな意味でも、今年は僕らは誰よりも怖さや悔しさを知っているので、今回は逆襲したい気持ちです。“歴史を塗り替える気持ち”は一番強いですね。
④ほかのファイナリストの中で意識しているコンビは?それはなぜ?
井口:同じ事務所(タイタン)のキュウが一緒に決勝進出できたのは本当に嬉しいですね。東京の事務所で、吉本興業以外の事務所から2組が決勝に出るのは初めてのことだと思うので。良かった…という思いもありますが、ここからはライバルになるので、厳しい戦いになると思います。
河本:キュウは、タイタンに入る前からずっと大好きなコンビで、ファンだったんですよ。それで、ずっとマネージャーさんに「キュウがおもしろいですよ」と話していたら、タイタンに入ることになったんです。シンプルにキュウを応援していたので純粋に嬉しいですね。
井口:どういう立場なの!?これから決勝で戦うんだよ!
河本:厳しい戦いになりますが、相方がやってくれると思います。
井口:お前もな!!
⑤敗者復活で勝ち上がってきたら脅威になると感じるコンビはどこですか?それはなぜ?
井口:みんな勢いを持って上がってくると思うので全員が脅威です。ただ、一緒にライブをやってきたヤーレンズや、ママタルト、ストレッチーズ、それに、お世話になっているかもめんたるさんは、上がってきてほしいという思いもあります。もちろん脅威ではありますが、決勝の舞台でいっしょに戦ってみたい思いもあります。
河本:脅威に感じるのはニュースターの登場だと思っています。ニュースターによる旋風が吹き荒れたらかなり厳しいですね。ただ、今年の敗者復活ではミキさんやオズワルドさんら売れている人気コンビもたくさんいますし、どこが上がってきても脅威になることは間違いないです。
⑥優勝賞金1000万円の使い道は?
井口:引っ越しをしたので、賞金で部屋を充実させて、モテる部屋にしたいですね。さすがに『M-1』で優勝したらモテると思うので、とにかく“モテ部屋”にしたいです。今回も“モテたい気持ち”だけは誰にも負ないです!
河本:僕は娘が二人いるので、愛する家族のために賞金を使いたいですね。一昨年前の決勝後に、相方の仕事ばかりが増えて、コンビの仕事は徐々に減ってしまって。今は井口が僕の家族を支えてくれているようなものなので、優勝して家族をしっかりと養えるようにしたいですね。
⑦最後に・・・M-1グランプリ・決勝へ向けた意気込みを一言で!
井口:前回の決勝戦での“忘れ物”…私物全部を置いてきてしまったくらいの悔しさがあるので、取り返すだけでなく、しっかりと結果も出したいと思います。『M-1』の悔しさは『M-1』でしか晴らせないので、優勝を目指して頑張ります!
河本:一昨年前は、ファイナリストになっただけでもスゴイじゃんっていう思いがあったんです。でも、実際出場してみたら、何よりも自分のパフォーマンスの酷さに本当に悔しい思いをしました。相方にもずっと心配されていましたし。今回は、相方に心配をさせないように、気持ちをしっかりと作って決勝でも勝ちたいと思います!